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全知の妖精

「あなたにどんな事でも2つだけ教えてあげます」


適当な木を見つけロープを設置し終えたところだった。ふと空を見上げると妖精が居た。私と目が合った途端、妖精は話しかけてきた。もちろん今までに妖精などというものを見たことは無かったのだが、その容姿を見れば一目で妖精だと解った。


「私は全知の妖精です。過去現在未来の歴史や地理、全ての生き物の心理や行動、秘密など万物の全てを知っています。ですからどんな事でも教えることが出来ます」

「ははっ!妖精って本当に居るんだな。それにしてもどうせなら願いを叶えてくれるとかの方が良かったなあ?。しかも2つってのも半端だし。まあ、いいや。まずは君の能力を試してみる事にするよ。僕の事で知っている事を全部言ってみてよ」

「はい。誕生は………」


妖精は私の生い立ちから事細かく話し始めた。


「………そして自殺を決意し現在に至る。ちなみに今から10秒後、しゃっくりが出ます」


全て完璧に当たっていた。しゃっくりも出た。
この妖精が言うことは間違いなく本当だ。
この妖精の能力を使えばギャンブルで大金を掴むことが出来る。
数字選択式の宝くじなら、今持っている小銭でも充分だ。
そうすれば死ぬ必要は無くなる。
しかし教えてもらえる事はあと1つだけ。
まずはこの樹海を抜け出さなくてはならない。
決心が鈍らない様にと、二日間歩き続けたのでかなり奥まで来ていたし、体力も残っていない。自力で樹海を抜け出すのはまず不可能。
妖精に助かる方法を聞くしか無い。
だが、それだと本末転倒である。
最低でも2つは教えてもらえないとどうにもならない。
良い方法は無いかとしばらく考え込んだ結果、名案が閃いた。
さっそく妖精に聞いてみた。


「君に会う方法を教えてくれ」

「はい。死ぬ間際の人間のもとに私達は必ず現れます。残念な事に、私達に気付かないまま逝く人も大勢居ます。『冥土のみやげ話』を提供するのが私達の役目なのです」
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