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無かった事にしたい失敗

「課長!無かった事にしたい失敗ってありますか!?」


課長が席に着くのを見計らい、エム氏は課長にマイクを突きつけた。
まだ始業前であった。


「一体なんだね、エム君。朝っぱらからいきなりマイクなんか持って」

「いいから言ってみて下さい」

「見てわかるとおり、今朝ヒゲ剃りに失敗したんだよ。ヒリヒリしてかなわん」

「えっ?どこですか??」


エム氏は笑みを浮かべながら手鏡を取り出し、課長に手渡した。


「傷が無い!…一体どうなっているんだ」

「遂に完成したんです、課長!」

「何の事だね」

「以前カラオケに行った時に言ってたでしょ。『このマイクに向かって無かったことにしたい失敗を言うと、本当に無かった事になればいいんだが…』って」

「じゃあ本当に作ったのか!スゴいじゃないかエム君!酔っぱらった勢いで冗談で言ったんだが本当に完成させてしまうとは……。コレさえあれば我が社は倒産を免れるのはもちろん、今後は失敗を恐れず何でも出来る。これから我が社には恐いもの無しじゃないか!」

「はい!!」


エム氏の会社はいわゆるベンチャー企業。
設立以来、増収増益の連続で会社はどんどん大きくなり、業界トップを狙える規模にまで成長していた。
しかし、会社の総力を挙げて始めた事業が大失敗。
結果、莫大な負債を抱え倒産の危機に陥っていた。


「君は我が社の救世主だ。
だが、今ここであの大失敗を無かったことにしてしまったら、君の手柄だとは判らなくなってしまうなあ。よし!エム君。そのマイクを持って社長のところへ行って来い!社長喜ぶぞー!」

「はい!行って来ます!!」


社長の喜ぶ顔を想像し、感情が押さえきれないエム氏。
ノックもせずに社長室に飛び込み、満面の笑みで社長にマイクを向けた。


「社長!無かった事にしたい失敗ってありますか!?」

「君の様な無礼な社員を入社させたことだ!」
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この記事へのコメント

 ◆初めましてお邪魔します

読み終わってグハッとなりました。
ああ、そうくるのか・・・。と。
短いけど面白いです!
またお話書いてください。

 ◆コメントありがとうございます

>猫楽さん

こんなに早く初コメント貰えるとは思っていませんでした。ありがとうございます。

不定期ですが、話が思いつき次第書きますので、また来てください^^

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